やすえにっき

車とかバイクがすきなオタクのメモ書きです。

最近の同人音声作品について思うこと

いや沢山ありますよこんなもん。なんぼあっても困りませんからね。

いや困りまくるけど。社会的にいいのかとかさ、色々ね。

 

まあ何が言いたいかと言うと、最近は「企業が音声作品を作る」ってのが流行りなんですよね。

一昔前、ってか本当に1年くらい前までは、音声作品ってのはサークルさんがそういう音声の依頼を請け負ってる声優さんを使って撮るっていうのが一般的だったんですよね。エロもあるし。

エロ出来る人もいるし、エロしかやらない人もいるし、全年齢しかやらない人もいた。ときたま、全年齢で儲かってるサークルがいわゆる”人気声優”を引っ張ってきて、それでまた儲けるってのもやってましたが、それはまあおまけみたいなもんで、音声作品界におけるひとつの方向性として在っただけだったんですよ。昔、「人気声優のつくりかた」ってエロゲがあってとても面白かったんですよね。関係ないけど。

 

そう。だった。過去形なんです。

 

今では全年齢の人気作品はほぼ全てが”人気声優”を起用した作品になってしまっている。その中には小岩井ことりさんがプロデュースする形で、自ら飛び込んできているパターンもあるが、他は全ていきなり出てきた富豪サークルと企業がひしめき合っているという感じ。昔から根強い人気のある声優さんの作品もランクインしたりするが、とても他の強さには適わない。

 

とある大手サークル(恐らくどこかしらの企業)が台頭した直後、参入してきた企業がある。そこは一切隠すことなく自らの出自を晒していた。

Q.それはどこでしょう。

 

 

簡単ですね。正解はKADOKAWAです。金の匂いには敏感ですからね彼らは。

 

 

 

言いたいことは一つだけ。金を稼ぐだけ稼いで今までこの狭い業界でやってきた人が活動を続けられなくなったら、責任は誰が取るのかということ。

もちろん、誰も取るわけがない。自己責任だし。

ぼくも音声作品を専門にしているような声優さんの中に好きな方がいる。人気ではあるが、もちろん企業の作品に使ってもらえることは無い。企業が雇う声優からすれば知名度はカスみたいなものだから。

 

でも、そんな人の中にも「人気声優よりも素晴らしい声を当ててくれる」人がいる。ニッチな需要に応えるのは人気声優にはできない芸当だ。

 

いやいましたけどね。一切声変えずに裏名義でエロ音声作品出てた人気声優さんも。名前は出しませんけど。

 

ニッチなのはエロに限ったことではない。万人受けを狙わないシチュエーションボイス的な作品は、やはり小規模サークルが得意としている印象を受けるし、実際そうだろう。大手の作品の中にも、「これはちょっと…」と思うものもある。そういった異なる強みを持った作品がぶつかりあってより良くなっていく環境であって欲しい。金で殴って荒らすだけ荒らして終わりってのはや!なの!

 

 

ぼくが好きなのは浅見ゆいと陽向葵ゅかです。いいですよ。聞いてみてください。